埼玉県商工会議所青年部連合会 会員大会「研修と交流の集い」㏌本庄が県内各地から多くの青年経済人の同志をお迎えして開催できます事を心より感謝を申し上げます。
　令和元年の記念すべき年、埼玉商工会議所青年部連合会は「進歩」～未来を思うと胸躍る～をスローガンに種々の取り組みを精力的に行っております。県内に広がる青年経済人が、この旗印の基にビジョンを共有し行動と結果を次につなげていく事での素晴らしさを改めて感じさせて頂いております。
　さて、我々を取り巻く経済環境は刻々と変化し既存の概念や行動様式が、一瞬にして瓦解し新しい概念やルールが作られています。そして、そのスピードや頻度は過去類を見ないほど速まっております。更に、AIやIOTに代表されるデジタル技術の進展、世界経済の重心のアジアシフト、地球環境問題が深刻化する中でのSDGsへの取り組みが重視されるなど枠組み自体が大きく変化し過去の延長線上に未来はなく、今の経済的地位も安泰ではありません。また、今まで築き上げてきたものが一気に変革していくこの時代において、何を基軸に行動していけば良いのでしょうか。そして、消費税やコンビニやSNSなど今となっては当たり前の制度や社会インフラが３０年前には存在しませんでした。だからこそ存在しない当たり前は、これからの社会を変える事ができるのです。
　折しも、本大会は埼玉県連30周年記念大会でもあります。ただ、全てにおいて完成品は無く、進化し続ける動性こそが極めて求められ、生き残っていくためには、胸に秘めた情熱を全力で表出化し、静的な動的を持って行動していかねばならないのです。更に、現状を検証し未来に思いを馳せ、全て解き放って若き青年経済人として行動していく事の重要さは、いくら強調しても強調しすぎる事はありません。また、自分たちで築き上げたものを次世代にしっかりと引き継いでいくことで皆様が、次代の礎となるのです。今大会をきっかけに、自分たちの責務の大きさと時代を変えられる存在であることを強く思っております。「未来を思うと胸躍る！未来を造るのは、俺達だ！」
　結びに、本大会の開催にあたり、ご支援、ご協力を賜りました関係各位の皆様に心から感謝を申し上げますとともに、各地青年部の益々の発展、ご活躍を祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。

    本庄YEGは37年目を迎え、現在98名のメンバーが在籍しています。
今年度は、埼玉県商工会議所青年部連合会（埼玉県連）の主管地となり 9月7日には埼玉県連の２大事業でもある「研修と交流の集い会員大会in本庄」が開催されます。
　14年に一度の主管地となるこの激動の一年を乗り越えるために、 本庄YEGは、心を乱さず強い絆を結び助け合いの精神で、全員の力を集結します。そして、県内13単会からお越しいただくYEGメンバーをおもてなしの心でお招きいたします。
県北にある本庄の歴史や魅力に触れ楽しんでいただけるように情熱を注ぎます。
　令和初の会員大会「研修と交流の集い」が、思い出に残ることをお約束すると共に、単会の成長と埼玉県連のメンバーが、より一層深い絆で結ばれるような大会を目指します。

　結びになりますが、本庄YEGの会長という貴重な経験の機会をいただいたことに感謝し、未熟ではございますが、元気な笑顔とオープンマインドで皆様をお待ちしております。
ご指導ご鞭撻を賜わりながら尽力して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。